2007.02.09 Friday
★チャリオンの影 (上)

チャリオンの影 上
ロイス・マクマスター・ビジョルド, 鍛治 靖子
今さっき上巻を読み終えて、続きが読みたくて仕方ないのだけど読み始めたら寝る時間がなくなるのでハンケチ噛んで我慢します。そのくらい面白い。
主人公は元騎士カザリル。戦の末に奴隷となり、ガレー船に乗せられ、肉体と誇りを極限までに傷つけられて故郷へと戻ってくる。病み衰え剣を握ることもままならない彼に与えられたのは、国主の娘イセーレの教育係という役職。美しく闊達な、しかし未熟なイセーレと、彼女の女官ベトリス。イセーレの弟テイデスは時期国主と目されているが、今は退屈に倦む少年にすぎない。
美しく魅力的な世界と神々。華やかな宮廷と、そこに潜む権力闘争。カザリルが奴隷となったいきさつ、その陰謀。恐ろしく忌まわしい死の呪い。ほのかな恋と熱い友情。ミステリアスな聖者。
随所に露骨な表現をちらつかせながら、物語全体はどことなくストイックで背徳的な色気を帯びている。その中で娘達の純粋さが際立つ。
万魔殿のごとき宮廷の中、孤立無援に近い状態で追い詰められていくカザリルが、奴隷船の中で知った無力感と怯惰の底から、生来の正義と強さを次第に取り戻していく姿にひきつけられる。
主人公カザリルの造型も素晴らしく魅力的なのだけれど、個人的なお気に入りは動物館の飼育係ウメガト。滲み出るような不思議な色気。
正直これ書いてるヒマがあったら続きを読むべきだと今つくづく思った。
しかもこれ3部作なのですね。
続きが読めるのが今から楽しみで仕方ない。
美しく魅力的な世界と神々。華やかな宮廷と、そこに潜む権力闘争。カザリルが奴隷となったいきさつ、その陰謀。恐ろしく忌まわしい死の呪い。ほのかな恋と熱い友情。ミステリアスな聖者。
随所に露骨な表現をちらつかせながら、物語全体はどことなくストイックで背徳的な色気を帯びている。その中で娘達の純粋さが際立つ。
万魔殿のごとき宮廷の中、孤立無援に近い状態で追い詰められていくカザリルが、奴隷船の中で知った無力感と怯惰の底から、生来の正義と強さを次第に取り戻していく姿にひきつけられる。
主人公カザリルの造型も素晴らしく魅力的なのだけれど、個人的なお気に入りは動物館の飼育係ウメガト。滲み出るような不思議な色気。
正直これ書いてるヒマがあったら続きを読むべきだと今つくづく思った。
しかもこれ3部作なのですね。
続きが読めるのが今から楽しみで仕方ない。